RAPHAELIST

Raphael.jsは日本語ドキュメントが少ないので、初心者には敷居が高いのを何とかするブログ

【Raphael.js】簡単な文字列を埋め込む方法

text関数

Raphael上でテキストを描画する方法です。

 

実行結果

今回はひとまずもっとも簡単なテキスト描画をします。その気になれば色んなWebフォントが使えたりしますが、今回は見送り。実行結果は以下の通り。Resultで結果が見れますよ。

 

解説

相変わらず簡単ですね。ですが、注意点がいくつかあります。

パラメータに乏しい

まず、この関数はシンプルが故に指定できるパラメータがほとんどありません。ですので、この関数内ではフォントサイズもフォントファミリーも変更不可能。方法は別途アップしたいと思います。

普通のHTMLテキストと同じ振る舞い

きちんとテキストの選択やコピーができます。要は普通のテキストをRaphaelの描画エリアに突っ込んだだけです。

座標はあくまで中心点

文字列の場合も、円や四角形と同様に中心点を指定する形になります。左上の座標ではないので注意!

改行指定

Raphael.jsでは\nという文字列を改行として認識します。

日本語も問題なし

何気に日本語でも問題なく描画してくれます。

Paper.text( x, y, string );

  • Paper: Raphael関数で指定した描画エリア
  • x: テキスト全体の中心点のX座標
  • y: テキスト全体の中心点のY座標
  • string: 描画する文字列
  • 返り値: 描画したtextエレメント